コーパス・クラウン総合英語
Last-modified: Thu, 10 Feb 2022 14:08:50 JST (1165d)
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種類、発行年、定価
- 『コーパス・クラウン総合英語』ー2021年/1,500円
著者
監修者:井上永幸
編者:和泉爾
編集委員会代表:佐古孝義
編集委員:佐古孝義,友田哲平,松山知紘,村山翔太;三省堂編修所
執筆:和泉爾,井上永幸,佐古孝義,松山知紘,村山翔太,山岡大基;三省堂編修所
英文校閲:Jesse Davis
校閲協力:市川美章,後上雅士,内藤晴義,中西健介,藤井佳一,見浦進理,三原伸剛,柳井元希,結城正雄
出版社
三省堂
レベル、おすすめ度
- 『コーパス・クラウン総合英語』
- 難関大対策向け
- おすすめ度★★★★☆
構成
- カラー,A5判,704頁
特徴
- 高校英文法の参考書。いわゆる総合英語系参考書の中でも最もレベルが高いものの一つ。
- 〈Principle+Corpus〉=新たな総合英語の誕生!と謳われている。
- コーパス(大規模英語データベース)を活用しているのが特徴で、その表現が生きた英語の現場でどのような使われ方をするか、他の表現とはどう違うか等の情報が豊富に載っている。
- 〈STEP1:導入〉→〈STEP2:基礎〉→〈STEP3:発展〉の《3STEP構成》になっている。
- 〈STEP1〉「その項目で扱う事項の概要を頭に入れる」から入り、〈STEP2〉「まずは押さえるべき基本事項をマスターする」、〈STEP3〉「一歩進んだ発信力や難関大入試に耐える英語力を身につける」と進んでいく。全ての単元を学習すれば最難関大学にも対応可能である。
- 他の総合英語系参考書と比べて厚め。
- 取り上げられている語法・表現・用例がかなり多い。相当ハイレベルな内容まで網羅されている。
- 「英語の原理」「発信のヒント」「Grammar in Writing」などコラムが充実している。
- それでも載せきれなかった内容があるようで、各省のStep2とStep3の末尾にあるQRコードを読み取ると、書籍未収録のコラム・文法情報・追加用例などを見ることができる。
- 「Grammar in Writing」では学んだ文法知識を英作文でどう生かせばよいかが書かれている。このコラムの評判はとても良い。
- 執筆者の山岡大基先生は『英語ライティングの原理原則』(テイエス企画)の著者でもある。
- 本書の立案者は和泉爾先生である。和泉先生は本書の出版前に亡くなった。*1
- 和泉先生の「英語の『原理』を教える」という考えに賛同した佐古、友田、松山、村山、山岡(敬称略)によって企画が始まったそう。この理念は本書のコラム「英語の原理」に受け継がれている。